アイデンティティの変更を関連付ける理由
- ユーザーのメールアドレスやユーザープロファイルデータが変更されたときに、CRM レコードを更新する。
- アカウントが無効化または削除されたときに、請求システムやライセンス管理システムに通知する。
- 同意やロールの更新など、ユーザー属性が変更されたときに、コンプライアンスワークフローをトリガーする。
- マーケティングプラットフォーム内のユーザーセグメントを、最新のアイデンティティデータと一致した状態に保つ。
仕組み
- Auth0 は、ユーザープロファイルが作成、更新、または削除されるとイベントを発行します。
- Event Stream は、そのイベントを送信先 (webhook、AWS EventBridge、または Auth0 Action) に配信します。
- ハンドラーは Auth0 のユーザーを外部システム内のレコードに対応付け、該当する更新を適用します。
| イベントタイプ | トリガーされるタイミング |
|---|---|
user.created | Auth0 で新しいユーザープロファイルが作成されたとき。 |
user.updated | 既存のユーザープロファイルが変更されたとき。 |
user.deleted | ユーザープロファイルが Auth0 から削除されたとき。 |
前提条件
- Events が有効な Auth0 テナント。プランの提供状況の詳細については、Event Stream を作成するを参照してください。
- 必要なイベントタイプをサブスクライブしている有効な Event Stream。詳細については、Event Stream を作成するを参照してください。
- 更新対象の外部システムの API 認証情報 (例: CRM API キーまたは OAuth トークン) 。
アイデンティティの関連付けを実装する
Auth0 ユーザーを外部レコードに対応付ける
app_metadata に保存された外部 ID を使って連絡先を識別します。指定した Auth0 ユーザーに対応する外部レコードを特定するルックアップ関数を定義します。
user.created を処理する
user.updated を処理する
user.deleted の処理
イベントをタイプごとにルーティングする
- Webhook
- Auth0 Action
HTTP
2XX レスポンスは、できるだけ速やかに返してください。外部 API の呼び出しに時間がかかる場合は、イベントを内部キューに入れて非同期に処理してください。詳しくは、イベントのベストプラクティス を参照してください。エッジケースへの対処
- 外部レコードの欠落。
user.updatedイベントが、外部システムにまだ存在しないユーザーについて届くことがあります。レコードを作成するか、手動で確認できるようログに記録するかを決めてください。 - 外部 API のレート制限。 Auth0 がイベントを短時間にまとめて配信すると (たとえば一括インポート中) 、ハンドラーが外部 API のレート制限を超える可能性があります。制限内に収めるには、バックオフ付きの非同期キューを使用してください。
- 部分的なデータ。 すべての
user.updatedイベントに、すべてのユーザープロファイルフィールドが含まれるわけではありません。空の値でデータを上書きしないよう、イベントペイロードに含まれるフィールドのみを適用してください。
例: HubSpot CRM と関連付ける
HUBSPOT_TOKEN という名前のシークレットを追加します。詳細については、Action Secretsを参照してください。
関連付けを確認する
- 外部システム内の対応するレコードに変更が反映されていること。
- Auth0 でテストユーザーを削除します。外部システム側のレコードが無効化または削除されていることを確認します。
- エラーやスキップされたイベントがないか、ハンドラーのログを確認します。