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AWS 上の Private Cloud のデプロイオプションは、Amazon Web Services 上で稼働する Auth0 アイデンティティプラットフォームの専用のマネージドインスタンスです。分離性の確保、高いパフォーマンス、個別の開発インスタンス、さまざまなアドオンなどを提供します。

運用上の違い

以下の表は、AWS 上の Private Cloud の各デプロイオプションを比較したものです。 *RPS 容量は一般的な目安として示されています。実際のパフォーマンスは、お客様の Private Cloud 環境内で処理されるトランザクションの種類や量によって異なる場合があります。記載の容量ベンチマークに使用したテストトランザクションは、各お客様固有のトランザクションパターンやワークロードと一致しない可能性があります。たとえば、Resource Owner Password Flow を使用する場合、以下の容量がサポートされます。

データレジデンシー

AWS 上の Private Cloud では、データを保存するリージョンを選択できます。Auth0 では、デプロイに複数のアベイラビリティゾーンを使用する、利用可能なリージョンの一覧を提供できます。Private Cloud デプロイメントを提供している現在のリージョンの一覧は、Trust & Compliance page に掲載されている Sub-processor Information で確認できます。ほとんどの場合、Okta はバックアップも選択した同じ AWS リージョン内にデプロイします。

最大限の可用性

AWS 上の Private Cloud インスタンスには、99.99% のサービスレベル契約 (SLA) が適用されます。可用性保証は、Free Trials、サンドボックス、ベータ版、その他の本番前環境には適用されません。

高負荷のアプリ

アプリケーションで 1 秒あたりのリクエスト数 (RPS) が非常に多く必要な場合は、AWS 上の Private Cloud の利用もご検討ください。標準のレート制限について詳しくは、レート制限ポリシーを参照してください。AWS 上の Private Cloud デプロイでは、Private Basic のレート制限は 100 RPS、Private Performance オプションでは 500 RPS、1,500 RPS、3,000 RPS、6,000 RPS の拡張レート制限が適用されます。

追加の開発環境

AWS 上の Private Cloud Performance デプロイには、開発およびテスト用として、完全に分離され、独立して更新されるインスタンスが含まれています。ビジネス要件に応じて、追加の本番前環境を追加できます。 保証される 1 秒あたりのリクエスト数 (RPS) および SLA は、本番以外の環境には適用されません。

制限事項

データセンターの所在地

Private Cloud on AWS は、以下のリージョンで完全にデプロイできます。
  • オーストラリア
  • バーレーン
  • ブラジル
  • カナダ
  • フランス
  • ドイツ
  • 香港
  • インド
  • インドネシア
  • アイルランド
  • 日本
  • メキシコ
  • シンガポール
  • 南アフリカ
  • 韓国
  • スウェーデン
  • タイ
  • アラブ首長国連邦 (UAE)
  • 英国
  • 米国

突発的なトラフィック

Okta では、各 org に想定されるトラフィック量と購入済みの RPS ティアに応じて、レート制限を設定しています。org で想定を上回るトラフィックが発生した場合、この計画外の利用がエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります。Private Cloud は、トランザクションレートが段階的に増加する場合 (たとえば、10 分間で 100 RPS から 1000 RPS に増加する場合) であれば、サービスに影響を与えることなく対応できるように設計されています。ただし、トラフィックが短時間で急激かつ大幅に増加した場合 (たとえば、100 RPS から 1000 RPS へ数秒で増加する場合) は、新たな負荷に対応するための調整中に、サービスが不安定になったり、レイテンシーが増加したりするおそれがあります。

オンボーディング

AWS 上の Private Cloud を選択すると、環境を構成するためのオンボーディングとデプロイのプロセスが進められます。

顧客オンボーディングに関する要件

契約締結後、オンボーディングに必要な重要情報をご提供いただき、当社にて確認いたします。

キックオフミーティング

オンボーディング要件の確認が完了しましたら、導入プロセスを開始するため、お客様とキックオフミーティングを実施します。なお、このミーティングは契約締結後5日以内に実施することを強くお勧めします。

導入

オンボーディングフォームの検証完了後、直ちにお客様環境のプロビジョニングを開始します。 このプロセスが完了すると、環境の引き渡しに進める状態となり、AWS 上の Private Cloud デプロイメントをご利用いただけます。

セキュアなアウトバウンドネットワーク

Actionsカスタム webhookカスタムデータベース action scripts などの Auth0 プラットフォームのカスタマイズ機能では、Auth0 プラットフォームからお客様独自のサービスにアウトバウンド接続できます。AWS 上の Private Cloud では、データをインターネットに公開することなく、Private Cloud デプロイメントとお客様独自のサービスの間にネットワーク接続を確立できます。 セキュアなアウトバウンドネットワークでは、AWS PrivateLink を使用します。まず、お客様の AWS アカウントで エンドポイントサービスを作成し、PrivateLink を通じてお客様のサービスを共有します。基盤となるサービスは、AWS ネイティブのサービスでも、データセンターで稼働するサービスでもかまいません。このサービスは、お客様の Private Cloud デプロイメントと同じ AWS リージョン内の VPC に存在している必要があります。 次に、お客様のエンドポイントサービスを利用できるよう、Auth0 側で Private Cloud デプロイメントを構成します。お客様から Auth0 にエンドポイントサービスの情報をご提供いただくと、Auth0 側でそのサービスをデプロイメントに統合し、カスタマイズコードからアクセスする方法をご案内します。 PrivateLink でエンドポイントサービスを設定する方法の詳細については、AWS にお問い合わせください。Auth0 とのサービス導入の調整については、Support Center にリクエストを送信してください。

更新

AWS 上の Private Cloud デプロイメントは、毎週自動的に更新されます。必要に応じて、更新を実行する曜日と時刻を指定できます。

テスト

変更凍結ポリシー

変更凍結期間中は、負荷テストおよびペネトレーションテストを実施できません。
現在予定されている変更凍結期間を確認するには、Change Freeze Policyをご覧ください。

負荷テスト

このポリシーでは、リクエストを提出した AWS 上の Private Cloud のお客様に対して Auth0 が負荷テストを実施する際に必要となる要件を定めています。負荷テストのリクエストは Support Center から提出できます。Issue フィールドで Private Cloud Support Incident を選択してください。 専用の負荷テスト環境をご購入いただいている場合、実施できる負荷テストの頻度に制限はありません。標準環境では、適切な負荷テスト手順に従うことを前提として、年 2 回までに制限されます。 承認対象となるには、リクエストが次の条件を満たしている必要があります。
  • 希望するテスト日の少なくとも 2 週間前までに提出されていること。多くの場合、十分な審査と必要な変更の時間を確保するため、Auth0 では 1 か月前までの事前連絡を推奨しています。
  • テストの実施前に、書面による承認を受けていること。
  • 公開されている本番環境のレート制限 の範囲内であること。
インフラストラクチャの変更が必要な場合、費用はお客様の具体的な要件に応じて決定されます。

テスト容量に関する考慮事項

専用の負荷テスト用に購入した環境は、いかなるサービスレベル契約 (SLA) も適用されません。これらの環境で報告された問題は、本番環境の問題よりも優先度を下げて対応されます。
まずは低い負荷から開始し、環境が限界に達するまで徐々に負荷を上げてください。環境で処理できる範囲を超える負荷が必要な場合は、環境サイズを拡張する必要があります。 Private Cloud 環境は、契約の追加条項によって増強できます。この購入については、Account Executive と TAM にご相談ください。 Private Cloud での負荷テストの詳細については、Environment request limits (Private Cloud Only) を参照してください。

高負荷時の事前通知

高負荷が予想される期間については、イベントの14日前までに、必ず担当のアカウントチームへ通知してください。この通知により、シナリオを十分にテストする機会 (可能な場合) を確保できるほか、イベントに合わせてリアクティブサポートの体制を整えることができます。

ペネトレーションテスト

セキュリティテストを実施する場合は、事前に Auth0 Support Center からご連絡ください。Auth0 では、テストの開始予定日の少なくとも1週間前 (7日前) までに通知いただく必要があります。 テストがお客様のインフラストラクチャ内に限定される場合 (つまり、Auth0 のサービスに対するテストを行わない場合) は、Auth0 への通知は不要です。 必要な情報については、ペネトレーションテストポリシーをご覧ください。

フェイルオーバーテスト

このポリシーでは、必要な Geo Failover add-on を備えた AWS または Azure の Auth0 プラットフォーム上の Private Cloud のお客様に対して、Okta がフェイルオーバーテストを実施する際に必要となる要件を定めています。フェイルオーバーテストのリクエストは Support Center. から提出できます。Issue フィールドで、Private Cloud Support Incident を選択してください。 承認対象となるには、リクエストが以下の要件を満たしている必要があります。
  • 希望するテスト日時 (UTC) の少なくとも 2 週間前までに提出されていること。多くの場合、Okta では、十分な審査時間と必要な変更対応時間を確保するため、1 か月前までの事前通知を推奨しています。
  • フェイルオーバーテストの実施回数が、1 暦年あたり 2 回までの上限内であること。
  • テストを実施する前に、書面による承認を受けていること。
  • フェイルオーバーとプライマリリージョンへのフォールバックの両方について、実施時間帯 (UTC) が明記されていること。また、いずれの時間帯でも最大 15 分のダウンタイムが発生することを理解していること。
  • Okta がテスト実施に関するすべての調整を行うための指定連絡先が明記されていること
なお、Okta は、要求されたテストを実施する担当者の対応可能状況に応じて、フェイルオーバーおよびフォールバックについて別の時間帯を提案する権利を留保します。さらに、フェイルオーバーまたはフォールバックの手順の一環として発生するサービス中断は、SLA 条項の適用対象外となります。

証明書の更新プロセス

Auth0 管理証明書 (形式: *.auth0app.com) の取得と適用は、いずれも Auth0 の責任で行われます。Auth0 がプロセス全体を通して管理し、必要な対応があればお知らせします。 の Auth0 発行証明書の更新は、Auth0 が管理します。 カスタムドメイン用の顧客管理証明書 (形式: *.<CustomerName>.com) の更新、管理、取得は、お客様の責任で行う必要があります。

レポートと監視

Auth0 では、Auth0 Dashboard または ログストリーミング エンドポイント からアクセスできるログを利用できます。

サポート

ご質問やご懸念がありましたら、Auth0のSupportチームまでお問い合わせください。迅速な対応のため、作成するサポートチケットには、できるだけ多くの情報をご記載ください。